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タイトル: 大学教育における「活用型」授業の構想
その他のタイトル: Concept of katuyou type lesson in university education
著者: 東, 茂美
桐生, 直代
Higashi, Shigemi
Kiryu, Naoyo
キーワード: 「活用型」授業
全国学力・学習状況調査
国語B問題
小・中・高・大に一貫する国語教育
発行日: 2017年12月
出版者: 福岡女学院大学大学院人文科学研究科発達教育学専攻
抄録: 「全国学力・学習状況調査」の「活用」問題(B問題)は、情報の取り出しや解釈、熟考・評価などのリテラシーを測るPISA 型読解力に対応しており、日常生活で目にする素材や場面が使用されている。あくまで国語という教科で学ぶ力が活用できるかどうかを図るものであるが、実際の社会生活における「生きる力」につながっていくように意図されている。他方、大学では、企業や若者を取り巻く環境変化に対応するために、「基礎学力」・「専門知識」に加え、「学んだ知識を実践に活用するために必要な力」―社会人基礎力―の育成に力を入れている。まさに知識・技能の定着と習熟を目指し、探求につなげる「活用」活動である。 しかし、「現状の高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜は、知識の暗記・再生に偏りがちで、思考力・判断力・表現力や、主体性を持ってさまざまな人々と共同する態度など、真の『学力』が十分に育成・評価されていない」という。いずれ「高等学校基礎学力テスト(仮称)」と「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の導入が予定されているが、そうであれば、今後要請されるのは、小・中・高・大における一貫性のある「活用型」の学びであり、その指導と内容、教材の精選であろう。小稿は、中学校の教材・学力問題を検討しながら、大学教育にふさわしい教材・授業づくりを提案する。
URI: http://hdl.handle.net/11470/652
ISSN: 24320927
出現コレクション:第4号

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