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タイトル: 看護学生が基礎看護学実習を通して体験した ヒューマンケアリングの分析 ;実習目標の違いによる比較
その他のタイトル: Experience of“ Human Caring” in the Clinical Practice of Fundamental Nursing; Comparisons of Students’ Perspectives before and after Modifying the Objectives.
著者: 吉武, 美佐子
星, 美和子
藤川, 真紀
吉野, 拓未
西田, 裕子
Yoshitake, Misako
Hoshi, Miwako
Fujikawa, Maki
Yoshino, Takumi
Nishida, Yuko
キーワード: 基礎看護学実習
ヒューマンケアリング
看護学生
発行日: 2020年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: 〔目的〕2年次の基礎看護学実習における実習目標や内容の変更により、学生のヒューマンケアリング体験にどのような相違があるのかをレポート内容の比較により分析する。 〔方法〕基礎看護学実習において「体験したヒューマンケアリング」というテーマで書かれ、2015年度と2016年度に提出されたレポートをテキストマイニングの手法を用いて分析した。分析ソフトには、Text Mining studio Ver.6.1(数理システム)を使用した。 〔結果〕2015年度及び2016年度の基礎看護学実習で共通していたのは、患者とコミュニケーションをとる中で体験したヒューマンケアリングであった。2015年度は、主に清潔の援助やコミュニケーションを通した場面で、かつ自分の実践したことからの学びに偏るのに対し、2016年度は、自分の体験に留まらず看護師のシャドーイングによる看護場面の客観的な観察からも学びを得ることがで きていた。 〔考察〕2015年度の学生は、患者との直接的な関わりからヒューマンケアリング体験を捉えているが、2016年度の学生は多岐に渡る様々な体験からヒューマンケアリングを考察していた。2016年度の学生は、「ヒューマンケアリング」を場面として感じ、それが何であるのかを考え言語化しよう と試みることで、概念としても捉えようとしている姿が窺えた。 〔結論〕基礎看護学実習における「ヒューマンケアリング」概念の考察という点においては、モデ リング(シャドーイング)は有効であることが改めて確認できた。
URI: http://hdl.handle.net/11470/939
出現コレクション:第10号

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