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タイトル: 統合失調症圏患者の保護室完全隔離から隔離解除の過程における 看護師の観察内容と精神症状との関連
その他のタイトル: Correlation between Nurse’s Observations and Psychotic Symptoms of Patients with Schizophrenia Spectrum Disorder during the Course of Placement in Total Isolation to Discharge
著者: 岩﨑, 優子
山﨑, 不二子
平野, 雅子
藤本, 亮一
中川, 光幸
稲葉, 眞理
Iwasaki, Yuko
Yamasaki, Fujiko
Hirano, Masako
Fujimoto, Ryouichi
Nakagawa, Mitsuyuki
Inaba, Mari
キーワード: 統合失調症圏患者
隔離解除
看護師
観察内容
発行日: 2020年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: [目的]統合失調症圏患者の保護室完全隔離から隔離解除の過程における看護師の観察内容につい て検討し患者の精神症状との関連を明らかにする。 [方法]1.隔離解除の過程で重視している観察内容について、看護師5名の聞き取りを基に9項 目5段階評価の調査票を作成。2.スーパー救急病棟勤務で研究同意が得られた21名の看護師により、統合失調症患者4名の保護室完全隔離から保護室転出後まで毎日調査票を記入。3.行動制限の指示変更ごとに精神症状を測定。4.分析は隔離解除各期の観察項目平均値比較及び各項目と精神症状との相関をみた。 [結果]保護室完全隔離期と開放観察期の間に⑨保護室での生活に苦痛や不満を訴えるに有意差が みられた。また、保護室完全隔離期では⑥自分の行動をふりかえって話ができる、開放観察期では⑨保護室での生活に苦痛や不満を訴える、保護室転出期では②約束が守れる、④清潔の欲求を発言するに精神症状と有意な相関がみられた。 [考察]統合失調症圏患者の開放観察の判断基準となる患者の状態が明らかになった。
URI: http://hdl.handle.net/11470/940
出現コレクション:第10号

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