福岡女学院学術機関リポジトリ >
福岡女学院看護大学 >
紀要論文 >
福岡女学院看護大学紀要 >
第11号 >
このアイテムの引用には次の識別子を使用してください:
http://hdl.handle.net/11470/944
|
タイトル: | 患者とのコミュニケーション場面を想定した シミュレーション演習の実践 |
その他のタイトル: | Conducting Simulation Exercises to Practice Communication Situations with Patients |
著者: | 藤野, ユリ子 吉川, 由香里 Fujino, Yuriko Yoshikawa, Yukari |
キーワード: | シミュレーション教育 コミュニケーション 看護学生 |
発行日: | 2021年3月 |
出版者: | 福岡女学院看護大学 |
抄録: | 〔目的〕コミュニケーション場面を想定したシミュレーション演習の実践から看護学生のコミュニケーション向上のためのシミュレーション教育の有効性を検討する。
〔方法〕看護大学2 年生111 名を対象に必修科目「コミュニケーションリテラシー」において患者の病室へ初めて訪室する場面を想定したシミュレーション演習を実施した。シミュレーション演習の評価は、授業最終日に、①学生の満足度と自信度、②コミュニケーション能力向上に役立った演習内容、③自由記述に関するWeb アンケートを実施した。
〔結果〕①満足度と自信度では「この演習での指導方法は効果的で役にたった」「この演習で学ぶべきことを学ぶのは学生としての私の責任だ」といった指導方法や取り組み姿勢が前向きな項目が高かった。また、自由記述では【緊張感のある場面からの学び】【グループ学習による客観的な気づき】など臨床場面をリアルに再現した中で緊張感をもちグループで学び合うことが役に立ったという結果だった。
〔考察〕緊張感のある中でコミュニケーション場面を体験し、模擬患者やメンバーからフィードバックを受けるシミュレーション演習はコミュニケーション能力の向上に有効な教育技法であると考える。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11470/944 |
出現コレクション: | 第11号
|
このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。
|