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http://hdl.handle.net/11470/945
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タイトル: | 看護基礎教育で活用する教育用電子カルテの開発 ~ 4 年生への教育用電子カルテトレーニングによる課題の検討~ |
その他のタイトル: | Development of Electronic Medical Records for Use in Fundamental Nursing Education: Examining Issues Raised During |
著者: | 藤野, ユリ子 八尋, 陽子 吉川, 由香里 豊福, 佳代 Fujino, Yuriko Yahiro, Yoko Yoshikawa, Yukari Toyofuku, Kayo |
キーワード: | 看護学生 教育用電子カルテ シミュレーション教育 |
発行日: | 2021年3月 |
出版者: | 福岡女学院看護大学 |
抄録: | 〔目的〕本取り組みの目的は、教育用電子カルテを開発し教育に導入するための課題を検討することである。
〔方法〕教育用電子カルテの開発のプロセスは、第1 段階として病院施設のカルテ画面や教員の意見を聴取しカルテの項目設定を行った。第2 段階では、試作版電子カルテの動作検証と意見聴取を行い、第3 段階では、教育用電子カルテの活用と教育への導入を検討した。教育用電子カルテ活用は、看護大学4 年生9 名を対象に情報収集シミュレーションを実施し評価を得た。評価はアンケート調査により①情報収集シミュレーションに参加して感じたこと、②実習中の電子カルテからの情報収集で感じたこと、③学習における満足度と自信度、④自由記述にて行った。
〔結果〕①情報収集シミュレーションで感じたことは、「患者情報収集をトレーニングできる」の得点が高く、②実習中の電子カルテからの情報収集では、「必要な情報を得るまでに時間がかかる」の項目が高かった。③学習における満足度と自信度では、「この教材は学ぶ気にさせ、学習に役だった」の得点が高かった。自由記述では、2 年生の実習前に教育用電子カルテによるトレーニングが有効である意見が多く「初めての実習では
カルテのイメージができないため触れていた方が良い」という意見があった。
〔考察〕教育用電子カルテを活用したトレーニングは初めての実習前に有効であり、シミュレーションと組み合わせた情報収集のトレーニングをすることで電子カルテ操作のイメージがつき学ぶ気につながることが期待された。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11470/945 |
出現コレクション: | 第11号
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