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第12号 >

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タイトル: 児童のPeak Bone Massの獲得に向けた取り組みについて-小学校教員の認識-
その他のタイトル: Efforts to Acquire Peak Bone Mass for Children-Elementary school teachers' Awareness-
著者: 緒方, 智美
酒井, 康江
山田, 小織
光安, 梢
松尾, 和枝
Ogata, Tomomi
Sakai, Yasue
Yamada, Saori
Mistuyasu, Kozue
Matsuo, Kazue
キーワード: 骨密度
小学校教員
健康づくり
学校保健
協働
発行日: 2022年3月
出版者: 福岡女学院看護大学
抄録: [目的]本報告では、2015年度から始めた児童のPeak Bone Massの獲得に向けた健康づくりプロジェクト(以 下プロジェクトと表す)について、小学校、行政、大学が連携協働し、実施してきたプロジェクトにおけ る小学校教員への取り組みの経過とその評価を報告する。 [方法]2015年度~2019年度にA小学校、行政、大学が連携協働し、プロジェクトを実施した。その評価 としてA小学校に在籍し、プロジェクトに関わった小学校教員45名に質問紙調査を実施した。①児童の生 活習慣改善の必要性とその内容②骨密度測定結果及び生活習慣調査の活用③プロジェクト内容への関心・ 必要性・継続に関する認識ついて尋ね、単純集計を行った。 [結果]プロジェクトの実施内容として、小学校、行政、大学の 3 者で月に 1 ~ 2 回の連携会議、夏季休 業中の教員研修会や、児童のための「骨密度測定」など実施した。アンケート調査では、回収した有効回 答24件(回収率53.3%)を分析対象とした。①児童の生活習慣の改善については、24名全員が「改善が必要」 と回答し、特に生活習慣改善が必要な項目は、「就寝時刻」、「ゲームの時間」であった。②プロジェクトで 入手した「骨密度測定」の結果を授業で活用した教員は、45.9%であった。③プロジェクトの継続は、24名 全員が希望した。プロジェクトの活動内容別では、「骨密度測定」92%、「生活習慣調査」84%、万歩計を 活用した「運動量調査」67%、「保健学習」96%、「個人結果表」の返却では84%が継続を望んだ。 [考察]A小学校教員は、児童の生活習慣を改善する必要性を感じており、プロジェクトで実施した「骨 密度測定」「生活習慣調査」「保健学習」等を評価し今後も継続を希望していた。本調査結果より地域保健、 学校保健が協働し健康教育およびその環境づくりなどの予防活動を行うことの必要性が示された。
URI: http://hdl.handle.net/11470/957
出現コレクション:第12号

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